3年B組金八先生ファイナル。
感動して思わず涙するセリフが多くあった。震災の後だったことも影響しているのだと思う。
我が家には、新高校1年生と新中学1年生がいる。期待と不安に胸膨らませて新生活をスタートさせた。2か月経った今、まだ不安の方が大きいのか安心感を求めてよく甘えてくる。何げない日常の中で日々成長していく姿を見守れるなんて本当に幸せだ。感謝。
わたしが子どもたちに残したいと思う大人たちや親の思いを、金八先生と、そして演じている武田鉄矢さんの言葉とも取れるセリフを通して書き留めておきたいと思う。
-------
生徒と向き合うのに、古いも新しいもありませんよ。
我々が今やらなければならないことは何か。
それは、生徒を切り捨てることではなくて、
その生徒とともに「生きていく技術」を教えることなんです。
なぜ暴れるか。
助けて欲しいからです。
しかし、今の子供たちは、個人の苦しみにはまったく無関心です。
同じ教室で机を並べながらも、クラスメイトにほとんど関心はありません。
私は○○(役名)の暴力よりも、
その生徒たちの「無関心」が怖いんです。
世の中の不条理、不正、面倒くさいこと、考えたくないこと
それがあっても見ないふりが出来るのが今の生徒たちです。
果たして、このままでいいんでしょうか。
君たちは間違っとる!
-------
(でも、イヤなものはイヤでいいんじゃないの?)
(例えばさ、バスに乗ってて、怖い人が乗ってきたらみんな普通に降りちゃうでしょ?)
でも、君たちが出て行く社会から降りることはできませんよ。
君たちは、これから広い社会という世界に出ていきます。
でもね、そこには必ず嫌いな人とか、考えが合わない人とか、価値観が違う人に出会います。
そんな時にいちいち社会から降りていたら体もちませんよ、言っときますが。
それに第一、分かってるでしょ?
自分と同じ人間というのは、広~い世界、1人もいないんです。
ね?人間はイヤでも人間と生きていくしかないんです。
だから、相手の人をどう理解するか。
それを勉強するところが、ここ、学校なんです。
どんな人に出会っても、まず話し合えるところから始められる。
そういう人が学力の高い人なんです。
嫌いな人に出会った。
イヤな人に出会った。
こんな奴、いなくなればいいんだ。
こんな奴、死んでしまえばいいんだ。
そう思う心というのは、戦争に通じる心なんじゃないかな。
人類は長い歴史の中で大きな戦争を何度も体験して、
それがいかに愚かな考え方であるかを学びました。
今、君たちがやろうとしているのは小さな戦争、小さな戦争につながる心じゃないかな。
排除する方も、排除される方も、決して幸せにならない。
実にバカバカしい、学力の低い考え方じゃないですか?
(でも、社会を乱す「悪」は、歴史の中でも追放されたり、処刑されています。)
「悪」ですか。「悪」ね。
今、「悪」という言葉が出ました。
じゃあ、「悪」について考えてみようね。
みなさん方に聞きます。○○は「悪」ですか?
(略)なぜ暴力を振るったかに関しては全員口をつぐんでその理由を一切言わない。
クラスメイトが逮捕されたのに、学校に来れば全員でつまはじきにする。
俺から言わせりゃね…俺から言わせりゃね… 君たちの方が「悪」ですよ。
これは、3年B組の先輩にも聞いたことです。みんなで考えましょう。ね。
「悪」はどこにありますか。
「悪」はどこにありますか?
警察にありますか、「悪」は。
学校にありますか。
路地裏のゲームセンターにありますか?
違う!
「悪」はそんなとこにない!
「悪」はどこにあるか…。
みなさん方の心の中に「悪」はあるんです。
他人の悪をもし批判するというならば、自分の「悪」をしっかり見つめ、認識しなさい。
それが「悪」を批判する、ということです。
○○を受け入れ、一緒に卒業してください。
-------
どうかお願いです。
一隅を照らす者になってください。
一隅を照らす者は、この国の宝です。
街の片隅にいても、自分の居場所を赤々と照らす人でいてください。
死んだ母親の口癖でした。
「風呂敷だって隅っこがしっかりしてりゃ何でも包める」って。
どうか、人を包んであげられる、優しい人になってください。
-------
わたしは、まだまだ出来上がっていない
わたしは、まだまだ建設中
わたしは、これからもわたしを創るために一生懸命がんばりますからね
わたしがわたしであるために
どうぞあなた方はあなた方でいてくださいね
(宮沢賢治の「農民芸術概論綱要」より)
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原作 小山内美江子
脚本 清水有生

感動して思わず涙するセリフが多くあった。震災の後だったことも影響しているのだと思う。
我が家には、新高校1年生と新中学1年生がいる。期待と不安に胸膨らませて新生活をスタートさせた。2か月経った今、まだ不安の方が大きいのか安心感を求めてよく甘えてくる。何げない日常の中で日々成長していく姿を見守れるなんて本当に幸せだ。感謝。
わたしが子どもたちに残したいと思う大人たちや親の思いを、金八先生と、そして演じている武田鉄矢さんの言葉とも取れるセリフを通して書き留めておきたいと思う。
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生徒と向き合うのに、古いも新しいもありませんよ。
我々が今やらなければならないことは何か。
それは、生徒を切り捨てることではなくて、
その生徒とともに「生きていく技術」を教えることなんです。
なぜ暴れるか。
助けて欲しいからです。
しかし、今の子供たちは、個人の苦しみにはまったく無関心です。
同じ教室で机を並べながらも、クラスメイトにほとんど関心はありません。
私は○○(役名)の暴力よりも、
その生徒たちの「無関心」が怖いんです。
世の中の不条理、不正、面倒くさいこと、考えたくないこと
それがあっても見ないふりが出来るのが今の生徒たちです。
果たして、このままでいいんでしょうか。
君たちは間違っとる!
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(でも、イヤなものはイヤでいいんじゃないの?)
(例えばさ、バスに乗ってて、怖い人が乗ってきたらみんな普通に降りちゃうでしょ?)
でも、君たちが出て行く社会から降りることはできませんよ。
君たちは、これから広い社会という世界に出ていきます。
でもね、そこには必ず嫌いな人とか、考えが合わない人とか、価値観が違う人に出会います。
そんな時にいちいち社会から降りていたら体もちませんよ、言っときますが。
それに第一、分かってるでしょ?
自分と同じ人間というのは、広~い世界、1人もいないんです。
ね?人間はイヤでも人間と生きていくしかないんです。
だから、相手の人をどう理解するか。
それを勉強するところが、ここ、学校なんです。
どんな人に出会っても、まず話し合えるところから始められる。
そういう人が学力の高い人なんです。
嫌いな人に出会った。
イヤな人に出会った。
こんな奴、いなくなればいいんだ。
こんな奴、死んでしまえばいいんだ。
そう思う心というのは、戦争に通じる心なんじゃないかな。
人類は長い歴史の中で大きな戦争を何度も体験して、
それがいかに愚かな考え方であるかを学びました。
今、君たちがやろうとしているのは小さな戦争、小さな戦争につながる心じゃないかな。
排除する方も、排除される方も、決して幸せにならない。
実にバカバカしい、学力の低い考え方じゃないですか?
(でも、社会を乱す「悪」は、歴史の中でも追放されたり、処刑されています。)
「悪」ですか。「悪」ね。
今、「悪」という言葉が出ました。
じゃあ、「悪」について考えてみようね。
みなさん方に聞きます。○○は「悪」ですか?
(略)なぜ暴力を振るったかに関しては全員口をつぐんでその理由を一切言わない。
クラスメイトが逮捕されたのに、学校に来れば全員でつまはじきにする。
俺から言わせりゃね…俺から言わせりゃね… 君たちの方が「悪」ですよ。
これは、3年B組の先輩にも聞いたことです。みんなで考えましょう。ね。
「悪」はどこにありますか。
「悪」はどこにありますか?
警察にありますか、「悪」は。
学校にありますか。
路地裏のゲームセンターにありますか?
違う!
「悪」はそんなとこにない!
「悪」はどこにあるか…。
みなさん方の心の中に「悪」はあるんです。
他人の悪をもし批判するというならば、自分の「悪」をしっかり見つめ、認識しなさい。
それが「悪」を批判する、ということです。
○○を受け入れ、一緒に卒業してください。
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どうかお願いです。
一隅を照らす者になってください。
一隅を照らす者は、この国の宝です。
街の片隅にいても、自分の居場所を赤々と照らす人でいてください。
死んだ母親の口癖でした。
「風呂敷だって隅っこがしっかりしてりゃ何でも包める」って。
どうか、人を包んであげられる、優しい人になってください。
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わたしは、まだまだ出来上がっていない
わたしは、まだまだ建設中
わたしは、これからもわたしを創るために一生懸命がんばりますからね
わたしがわたしであるために
どうぞあなた方はあなた方でいてくださいね
(宮沢賢治の「農民芸術概論綱要」より)
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原作 小山内美江子
脚本 清水有生















